手入れ

黒の革靴の手入れには無色ではなく黒のクリームを使おう!理由について解説


どうも、たいむです。

皆さんが一足はお持ちの黒の革靴

こちらを手入れする際、

クリームは何色のものを使えばいいんだろう?

と悩んだことはありませんか。

 

今回は、黒の革靴にはどんなクリームを使うべきなのかについてお話ししていきたいと思います。

 

1. 黒の革靴には、黒色のクリームを使おう

 

いきなり結論からはいります。

黒の革靴には黒のクリームを使った方がいいでしょう

 

1-1 無色のものだと、だんだん灰色っぽくなる

 

私たいむも黒の革靴を所有しておりますが、

無色のクリームだけで手入れをしていたときがあります。

 

そうなるとどうなったか。

栄養補給はしっかりとされていたので革の状態は良好。

 

しかし肝心の色が、

なんか灰色っぽいんです。

(写真を撮っていなかったことが本当に悔やまれます)

 

完全に色がぬけてしまったせいですね。

 

個人的に黒の革靴はシックな印象を与えてくれるのが最大の利点だと思っているので、

色が抜けて灰色がかったものは、少し間の抜けたように見えてしまうのです。

(逆にそれがいいという見方もあります)

 

 

やはり黒の革靴はしっかりと黒色というものを強調していたほうがかっこいいと思います。

 

1-2 多少の擦り傷であれば、補修できる

 

靴という特性上、傷という運命からは逃れることはできません。

そんな時力になってくれるのが、色付きのクリーム。

 

えぐれたような深い傷にはさすがにむりですが、

多少の擦り傷程度でしたら十分補修できます。

 

無色のものですと、色がない分うまく隠れない場合があります。

 

そういう意味でも、黒の革靴には黒のクリームをお勧めします。

 

ステッチが白、もしくは薄い色の場合は注意

 

と、ここまで黒の革靴には黒のクリームを使うべきと言ってきましたが、

気をつけなくてはならない時があります。

 

それは、ステッチ(縫い糸)の色が白などの薄い色だった場合です。

 

言わずもがな、白のステッチに黒のクリームが染み込んではカッコ悪いので、

塗る場合は気をつけましょう。

 

ちなみに私は友人の靴を預かった際に失敗した経験があります。

友人は優しかったので特に何のお咎めもなかったのですが、

自分から磨かせてくれと頼んで、逆に汚くして返してしまったことに対する情けなさと罪悪感は相当のものでした。(考えすぎ?)

 

なので、このブログを読んでいる方には同じような失敗をしてほしくないのです。

 

このような失敗をさける方法としては、

ステッチが白の場合は無色のクリームを使うということです。

無色のものであれば、ステッチについても色が変化することはありませんから。

 

 

 

自分の理想の着地点をどこに置くかで判断しても良い

 

自分の靴がどういう変化をしてほしいか、によって使うクリームは変わってきます。

将来の靴像から逆算して考えるのです。

 

先述したとおり、私の個人的な考えとしては

黒の革靴はしっかりと黒の色を出していた方がかっこいいと思うので、

私は黒の革靴には黒のクリームを使用します。

 

ただし、好みというのは人それぞれ。

 

革色の経年変化をより楽しみたい、という方は無色のクリームを使った方がいいですし、

少し色味を変えたいという方は、デフォルトの色と違う色のものをいれてもいいのです。

 

私個人としては黒には黒のクリームを入れた方がいいな思いますが、

靴磨きに絶対な正解はありません

(何事においても言えることかなと思います)

 

だからこそ、靴磨きというのは面白い。

 

まとめ

・黒の革靴には黒のクリームを使った方がいい

理由① 色が抜けた革に対する捕色効果

 理由② 傷の補修効果

・ステッチが白などの薄い色の場合は気をつけよう

・結局は好みの問題

 →靴が将来どのような状態になってほしいか逆算してクリームを選ぼう