こんにちは、たいむです。
今回は、最近買ったおすすめの靴について紹介します。
1日中銀座にいて何も起きないはずもなく、ペルフェット×WFGのダブルネームシューズを購入しました
毛足の短い上品なスエードにビブラムソール
これは最高アンダー4万なら買うでしょ pic.twitter.com/KfjjKt3orM
— thyme(たいむ) (@mr_thyme) 2019年6月23日
コスパがいいから買う、というのが個人的に好きではなくて。
あくまで自分が気に入ったから買う、それがいいと思っています。
もちろん大体の方のお財布には限界があるので、値段を気にするなというのは今日の日本社会においては不可能です。
ですが、値段を理由に購入したものって、いつの間にか使わなくなってしまうことが多いということもまた事実。
自分の直感に任せて買い物をするのもまた、いいかと思います。
今回ご紹介するのは、私が大好きな革靴セレクトショップ「ワールドフットウェアギャラリー」(以下、WFG)にて出会った、至極の一足になります。
正直にいうと、コスパ最強です。
先ほども言ったとおりあまり好きな言葉ではないのですが、今回ばかしは言わざるを得ないと思います。
それではさっそく見ていきましょう。
Contents
1 ペルフェットとWFGのコラボ
タイトルにもある通り、今回紹介するのは、Perfetto(ペルフェット)とWFGのダブルネームシューズです。
ペルフェットはイタリア語で「完璧」を意味します。
しかしイタリア製ではなく、日本製。
千葉の松戸市にあるシューズメーカー「ピナセーコー」のオリジナルブランドです。
OEM生産によりつちかわれた確かな実力が、日本だけでなく世界に認められているブランドです。
1−1 購入したのはダブルモンク
今回私が購入したのはダブルモンクストラップです。
色はダークブラウン。
グッドイヤーウェルト製法。
かなり濃いブラウンなので、ぱっと見黒に見える時もあります。
(それでも黒と並べると、やっぱり茶色だなとなります)
WFGコラボのモデルは他にもあり、
・ローファー
・ウイングチップ
・パンチドキャップトゥ
・ストレートチップ
・Uチップ
・サドルシューズ
など、様々なラインナップを展開しています。
ダブルモンクがたまたま欲しかったことと、雨に強い靴ないかなと探していたやさきに出会ってしまったので、買わない選択肢がありませんでした。
通常ペルフェットのダブルモンクストラップというのは、ストラップ部分が「ハの字」になっており、これはイタリアのダブルモンクと同じ仕様です。
例えばエンツォボナフェの靴は、ハの字になっていますね。
しかしWFGとのコラボの時のみ、2つのストラップが並行になっています。
このように、言われなければ気づかないようなオリジナリティも、嬉しかったりします。
ダブルモンクは以前パラブーツの「ウィリアム」を所持していたことがあるのですが、今は手放してしまって手元にありません。
なので、私の持つダブルモンクは現在この靴のみ。
ダブルモンクは手軽に個性を出せるので、個人的に大好きな形です。
スーツにもカジュアルにも合わせることができますし。
周りに履いている人もあまりいませんし。
シングルモンクより断然ダブルモンク派です。
あえてTシャツとかと合わせたいですね。
1−2 2006年よりスタートした2社のコラボ
ペルフェットとWFGのコラボは、2006年よりスタートしました。
画像を見ていただくとわかるのですが、ライニングに「Since 2006」の文字が刻まれてることがわかります。
これが、2006年からコラボをしたという証拠です。
今年で13年目となる2社のコラボですが、靴好きにかなり好評で、特にダブルモンクについては毎年入荷するたびにすぐ売り切れとなるようです。
私が購入した時も、入荷から1週間経っていなかったのですが、もう在庫なしのサイズがいくつかありました。
私のサイズはたまたま残っていました。ラッキー。
革靴の雑誌「LAST」でもよく取り上げられているようで、もしかしたら見たことがある方も多いかもしれません。
ちなみに私は雑誌でこのコラボシューズを見たことはありません。
店員さんがいうには、毎年どこかしらの号に載っているみたいなので、これからチェックしていきたいと思います。
自分の持っている靴が雑誌に載っていると、嬉しいですよね。
1−3 ラバーソールのみの製造
ペルフェットとWFGのコラボで、通常モデルと一番ことなる点が、ソールです。
通常、ペルフェットはレザーソールのみの製造ですが、WFGのコラボではラバーソールのみの製造。
極端なのです。
ソールを見るとぱっと見ダイナイトソールに見えますが、これはビブラムソール。
ダイナイトソールは雨にも強くドレス感もあるのですが、足なじみがよくないのと滑りやすいのが欠点。
ビブラムソールは、歩きやすさと滑りにくさの両方を兼ね揃えています。
普段よく目にする、ワークブーツのような仕様でなく、きちんとドレス感のある仕様であるのがいいですね。
加えて、強度もかなりタフ。
店員さんも同じモデルを所持していましたが、4年履いてまだ1度もオールソールしていないとのこと。
4年も履けばヒールくらいは削れそうですけどね。
このことから、かなり強い素材であることがわかります。
ダイナイトソールが苦手な方でも、すんなり履けると思います。
2 毛足の短い上品なスエード
スエードは秋冬に履くもの、そう思っていませんか?
毛足が長いものは秋冬の方がいいと思います。
見た目があったかそうですし。
夏に足元があったかそうに見えても暑苦しいだけなのでやめた方がいいと思います。
こちらのスエードダブルモンクは、毛足がとても短いです。
非常に上品。
かつ、季節を問わず履くことができる。
せっかくのお気に入りの靴、1年中履けるのは嬉しいですよね。
雨ジミがついても、ブラッシングをすると消えます。不思議。
まだ豚毛のみで手入れをしていますが、そのうちクレープブラシも購入しようかな。
もう1足スエード靴が増えてからでもいいか。
3 キメ過ぎないスマートなラウンドトゥ
写真で見る限り、先の部分が平べったく見えるのでスクエアトゥだと思うのですが、実物はそうでもないようにみえるのです。
ラウンドトゥ?
どこからがスクエアトゥでどこからがラウンドトゥであるといった明確な基準は存在しないので、自分がラウンドトゥだと思ったらそうなんです。
まあ、どちらでもいいです(ひとまずラウンドトゥとしておきます)
非常に綺麗な形です。
バランスがいい。
ロングノーズぎみでイタリアンスマートな雰囲気も出しつつ、
あまり自己主張は激しくない。
靴単体で見てもそうですが、実際に履いて足元や鏡を見ると、すんなりとコーディネートに溶け込んでくれるのがわかります。
濃いブラウンのスエードというのも関係しているのかもしれませんが。
4 アンダー4万という破格の値段
値段は、税込39,960円。
4万円を切ります。
冒頭でもお話しした通り、あまり値段について言及するのが好きではないのですが、これはさすがに破格だと思いました。
発売当初より値段を変更していないようです。
他のものと同じように、昨今の値上がりトレンドビッグウェーブに乗っていた場合、5万円はいくでしょう。
そもそもペルフェットの靴自体50,000円程度がデフォなのに、コラボすると10,000円以上下がるのも面白い話です。
ただし今の所あがっていない(2019年7月現在)だけで、これから上がる可能性もあります。なので、、いつまでも40,000以下で買えると思わない方がもしかしたらいいかもしれません。
ほんと、値段からは考えられないクオリティなので。
コスパ良し、です。(何度も言いますがコスパという言葉はあまり好きではありません)
5 まとめ
ペルフェット×WFGのコラボシューズがあまりに良かったので紹介しましたが、私は特にどこの回し者でもないので、ご理解ください。
靴に2万も3万もかけること自体、考えられない方も多いと思いますが、それはそれでいいと思います。
価値観は人それぞれなので。
なので、無理に高い革靴を買えとはいいません。
ただし、ほんの少しでも
カッコよくなりたい、靴に興味がある、といった方は、
ちょっと今までの自分より背伸びをした買い物をしてもいいのかなと思います。
高いものには高いものである理由があります。
それは買って実際に使わないとわからないことがほとんどであることも事実。
いきなり10万もする靴を買ってもいいのですが、ステップは少しずつがいいと思うので、初めは3万円程度の革靴を買うのをお勧めします。
その中で、ペルフェット×WFGのコラボシューズが候補の中に入っていたら、嬉しいです。
別に会社と何の関係もないんですが、自分がいいと思ったものを人が使ってくれるのは、想像以上の喜びがあるものです。
とりあえず気に入ったものを紹介しまくるこの記事が、どなたかのお役にたてる日が来ることを祈っています。
それでは今日はこの辺で。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。