コラム

【革靴】レザーソールのメリットとは?【デメリットの方が多い】

こんにちは、たいむです。

先日こんなツイートをしました。

 


今回はレザーソールのメリットやデメリットについてお話ししていこうと思います。

 

革靴を買うときに、同じモデルでもソールが違うことがあって

どちらにすべきか悩むこととかありますよね。

あとそもそもどんなソールの靴を買おうか迷ったり。

 

そんな悩めるあなたの力になれれば幸いです。

 

レザーソールのメリットとしてよく挙がるのが

「通気性がいい」

ということですが、正直よくわかりません。

 

ツイッターにも書きましたが、

レザーソールの靴を履いてて、

「む、これ通気性いいな」

なんて感じたことはありません。

ただの一度もです。

 

なのでそんなものは信じなくて大丈夫です。

レザーソールのメリットは機能性にはありません。

もっと他のところにあります。

 

それをお話ししていきます。

 

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レザーソールのメリットは「カッコよさ」

 

レザーソールのメリットはカッコよさです。

それ以外にはありません。

 

個人的に思うのが、見た目ですね。

 

まず見た目ですが、レザーソールの方がスマートに見えます。

もちろん中にはできるだけスタイリッシュに見えるよう設計されたラバーソール(ダイナイトソール)などもありますが、やはりレザーソールの方がいいですね。

 

正直、このあたりのシルエットってめちゃめちゃ細かい部分なので、

どうでもいい人にとっては本当にどうでもいい部分だと思うのですが、

私のような靴が好きでたまらない人にとってはかなりこだわりたい部分ではあります。

 

 

あとはソール自体の見た目がいいですね。

ラバーソールだとなんか味気ない感じがします。

特にゴム製のものなんかは、見ても気分があがりません

夕飯後に洗い物をする時くらい気分があがりません。

 

レザーソールは傷つきやすい分、経年変化が楽しめます。

新品時のまっさらな表情も美しいのですが、

私としては使い込まれた時の表情の方が好きです。

 

人によってはボロボロでなんじゃこれと思うと思います。

でもそれでいいです。

万人に受けるデザインなんてないですから。

 

オールソールした後のアンバランス感も好きですね。

アッパーは使い込まれているのに、

ソールは新品でピカピカのあの感じです。

わかる人にだけ、伝わればいいです。笑

 

に関しては、他のソールとは比べ物にならないくらいのコツコツ音がするので、

これまた好きな人にとってはたまらないでしょう。

この音を聞きたいがゆえに、レザーソール以外は買わないという人も中にはいるくらいです。

音が響く空間でこの音が自分の足元から聞こえると、気分が上がりますよね。

なんか自分がすごいやつになった感じ、みたいな。

これもわかる人だけわかってもらえればいいです。

 

てな感じで、

レザーソールのメリットはかっこよさです。

おわかりいただけましたか?

 

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とはいえデメリットの方が多い

 

とまあここまでレザーソールのメリット(かっこよさ)について述べてきましたが、

ぶっちゃけ言うと、デメリットの方が多いです。

これらのデメリットが嫌で、レザーソールを履かない人もいます。

 

じゃあどんなデメリットはあるのか?

代表的なデメリットを3つあげてみます。

 

雨に弱い(あまり気にしてませんが)

 

1つ目のデメリットは雨に弱いことです。

 

もともと革は水に弱いです。

それはみなさん何となく知ってますよね。

雨の日は地面が濡れています。

レザーソールの場合は、その濡れた地面とそーるの革が直接接触することになります。

すぐ乾燥させれば問題ないのですが、そんなわけにもいかない場面もあります。

 

それを放置しておくと、革が痛んだり、

最悪カビが生える可能性もあります。

 

そういう意味だと、レザーソールは雨の日に弱いんです。

雨の日に会社を休める制度があれば別ですが、そんな会社はありません。

雨だろうが雪だろうが出勤の義務があります。

それが社会というものです。

なので雨の日にも履きたい場合はレザーソールはおすすめしません。

 

ただ私はあまり気にせずはいています。

帰ったときにきちんと水気をとり、

風通しのいいところにおいておけば問題ありません。

とくにカビなども生えていないので、大丈夫です。

 

細かいことが気になる人には向いてないソールかもしれません。

滑りやすい

 

2つ目のデメリットは滑りやすいことです。

これは1つ目のデメリットと少し被ります。

 

ラバーソールだとグリップ力があるので滑りにくいのですが、

レザーソールはツルッツルなので滑りやすいんです。

私も何回もすっころびました。

朝の急いでる時間にね。

 

とくに雨の日はかなり気をつけた方がいいです。

雨の日にレザーソールを履くのであれば、

外の世界が全てスケートリンクだと思った方がいいでしょう。

そのくらい滑ります。

これからレザーソールを挑戦する人は気をつけてくださいね。

なにかあっても私は一切の責任を負いません。

 

値段が高い

 

3つ目のデメリットは値段が高いことです。

 

これは厳密にいうと、レザーソール自体が高いというよりかは、

レザーソールの靴を展開しているお手頃なブランドがないということです。

 

肌感覚では、25,000円〜くらいのイメージですね。

 

なので、予算が10,000円程度の人は、

中古市場に目を向けないとレザーソールの靴を手に入れることは難しいでしょう。

 

靴に金なんぞかけてられんという人は、

レザーソールの靴は厳しいかもしれません。

 

それでも惹かれる「男のロマン」

 

デメリットの多いレザーソールですが、

それでも買う人は買うのです。

私もその一人です。

なぜならそこには男のロマンがあるから。

 

ロマンって何?って聞く人とは仲良くなれる自信がありません

ロマンはロマンです。

それ以下でもそれ以上でもありません。

とにかくレザーソールにはロマンがあるのです。

だから、デメリットが多いとわかっていても買う。

そこに理由はありません。

本能がそうさせるのです。

 

買い物の楽しさって、ここにあると思うんです。

機能性、コスパうんぬんじゃない、「なんか惹かれる」というこの感覚。

あらかじめ買うものを決めていく買い物より、

なんの目的もなしに出かけて、運命の出会いをする買い物の方が楽しかった経験、みなさんにもあると思います。

(一般的にはこれを衝動買いと言います)

 

自分の内なる本能、衝動に身を任せて、

ロマンを求めレザーソールの靴を買う。

これ以上ない楽しい買い物です。

 

こだわりの男はレザーソール一択

 

はい、ということで

今回はレザーソールのメリットとデメリットについてお話ししました。

 

繰り返しにはなりますが、レザーソールはデメリットの方が多いです。

ただし、それでもレザーソールを選択する理由はおわかりいただけたでしょうか。

 

個人的には、

こだわりのある男性にこそレザーソールの靴を履いて欲しい。

履いたことないならなおさらです。

きっとそこには、言葉では言い表せない感動やロマンがあります。

 

言い過ぎかどうかは、あなた自身で確かめてみてください。

 

本当にレザーソールがダメなものならば、

とっくになくなっているはずです。

それでもなおソールの主流として残っているということは、どういうことか。

 

聡明なあなたならもうおわかりのはずです。

 

さあそうと決まればいますぐATMに行ってお金をおろし、

レザーソールの靴を探しに出ましょう。

(2020年4月現在、コロナウイルスによる外出自粛のため、落ち着いてから行きましょう)

きっと素敵な出会いが待っているはずです。

 

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それでは今日はこの辺で。