革靴

雨日の靴選びにお悩みの方へ。革靴クラスタの雨靴まとめ②【10足】

こんにちは、たいむです。

 

この記事は、

・雨の日に何の靴を履けばいいか悩んでいる方

・雨の日に他の人はどんな靴を履いているのか気になっている方

へ向けた記事です。

 

ちなみに前回の記事の続きです。

まだ前回の記事を読んでいない方はこちらも読んでみてください

雨日の靴選びにお悩みの方へ。革靴クラスタの雨用靴まとめ①【4足】こんにちは、たいむです。 先日こんなツイートをしました。 【雨靴】 昨日雨が降りましたね。 雨といえば水。 水...

 

以前このようなツイートをしました。

 

こちらのツイートを投下したところ、16名の方からの反応があり、そのうち8名の方は素敵な靴のお写真まで貼っていただきました。感謝です。

 

せっかく雨用の靴を教えてもらったのだから、記事にしてみなさんがいつでも参考にできるようになれればなと思い、今回まとめさせていただく次第です。

 

前回の記事にて前半4足を紹介させていただいたので、今回は残りの4足をまとめます。

 

紹介方法は以下の通り。

 

①アカウント名

②メーカー等(モデル名その他情報)

③たいむのコメント

 

それでは早速見ていきましょう。

 

1 オスカさんのParaboot/スコッチグレイン

①アカウント名

オスカ

②メーカー等

1枚目 Paraboot   Chambord(シャンボード)

2枚目 スコッチグレイン  5394

③たいむのコメント

【1枚目の靴について】

パラブーツのシャンボードですね。

購入してから日が浅いように見えます。

日本では最も有名なパラブーツのモデルではないでしょうか。

本場フランスではアヴィニョンがメジャーであるということは、ご存知かと思います。

 

こちらのシャンボードはレディースのものです。

メンズとの違いは、

・アッパーがカーフレザーであること(通常はリスレザー)

・グッドイヤーウェルト製法であること

が挙げられます。

 

ネットでレディースのシャンボードについて調べても、アッパーはリスレザーであるようなのですが、こちらは通常のカーフレザーとのことです。

製法は通常のノルウェイジャン製法ではなく、グッドイヤーウェルトです。

 

ここだけ見ると、パラブーツのドレスラインを彷彿とさせますが、緑色のタグはしっかりとあります(写真では見えません)。

なので、厳密にいえばドレスラインのものではありません。

が、ほぼドレスラインのそれですね。

 

ノルウェイジャン製法に比べるとスマートな印象になり、さらにステッチが同色なので、綺麗目さがメンズのものよりあります。

 

パラブーツは大きめに作られているので、足の小さなメンズがレディースのものを買うことも多いようです。

 

レディースのものを購入する際は、リスレザーなのかカーフレザーなのか、注意したいところです。

 

雨靴にカーフを使用するのであれば、防水スプレーも考慮しせねば、ですね(個人的にはあまり好きではありませんが)。

 

【2枚目の靴について】

 

最初の一足にスコッチグレインを選ぶ方は割と多いです。

内羽根ストレートチップが印象にありますが、こちらは外羽根プレーントゥ。

素材はスエードです。

 

スエードは雨に強いのです。

最近、私も雨の日にスエードを履くことが多いです。

 

スコッチグレインの「5394」と言うモデルは

アッパーにシャラーダ社(イタリア)のカーディフスエードを使用しています。

 

毛足が比較的短く、均一に整っているのが特徴です。

 

今まではカーフレザーしか履いたことのない方でも、毛足が短めのものを選ぶと割とすんなり馴染むと思います。

春や夏に履いても重くなりませんし。

 

雨は1年を通して降るので、通年使える雨用の靴があるといいですね。

2 杉ヤまっくすさんさんのHUNTER

 

①アカウント名

杉ヤまっくすさん

②メーカー等

HUNTER(ハンター)

③たいむのコメント

ラバー素材のペニーローファーですね。

ハンターといえば、長靴など、雨の日に履ける靴がイメージにあります。

なので、こちらは革靴ではありません。

しかしそんなことは気にしない。

別に革靴じゃなければいけないなんていうルールはありません。

 

ハンターのラバーは全て手作業により作られており、防水性を最大限高めています。

それに加え、通気性のいいコットンをライニング(内側)に使用しているため、雨の日でも快適に過ごすことができます。

 

価格も16,000円程度と、かなり手が出しやすい。

 

ハンターがローファーをリリースしたのは2017年ですが、かなり売上が好調のようです。

理由は、晴雨兼用で使用できるから。

 

ロングブーツだと、雨の日はいいのですが途中から晴れになったときにどうしても歩きにくいとのことで、天気に関係なく履けるローファータイプが人気のようです。

 

革靴好きの人にはもしかしたら物足りなく感じるかもしれませんが、1足持っておくとかなり心強い味方になってくれることでしょう。

3 雨降一重さんのスエード靴(エドワードグリーン他)

①アカウント名

雨降一重

②メーカー等

左から

・EDWARD GREEN(エドワードグリーン) ドーヴァー

・EDWARD GREEN(エドワードグリーン) ドーヴァー

・EDWARD GREEN(エドワードグリーン) サンドリンガム

・Church’s(チャーチ)

・il micio(イル ミーチョ) ※タイユアタイネーム

③雨降さんのコメント

(雨の日には)スウェードですね

④たいむのコメント

圧巻ですね。

この一言につきる。

【エドワードグリーンについて】

 

エドワードグリーンはいつか手に入れたい憧れのブランドの一つです。

 

今回は2つのドーヴァーとサンドリンガムというラインナップ。

 

ドーヴァーは、エドワードグリーンを代表するモデルの一つ。

ここまで洗練されたUチップは、なかなかお目にかかれません。

 

そして個人的に気になって仕方がないのが、サンドリンガム。

外羽根フルブローグのモデルです。

あまり、メジャーなモデルではないのかな?

 

外羽根フルブローグはカジュアルなイメージですが、見てわかる通り、サンドリンガムはかなりスタイリッシュ。

これまでたくさんの靴をみてきましたが、フルブローグの中でもダントツに綺麗です。

よくみないと外羽根と気づかないほどです。

 

この写真をみてすぐ通販サイトに向かいましたが、値段を見て我に帰りました

 

お財布に余裕があり、かつフルブローグを探している方には1番にオススメしたい靴です。

 

【チャーチについて】

 

スエードのチャッカブーツですね。

暗めのブラウンにバランスの良い形が素敵です。

 

写真からだと判断しづらいですが、毛足が短めのように見えます。

 

とりあえず迷ったら履いておけば良いといった、万能選手感が伝わってきます。

 

チャーチというブランドは、個人的に割とカジュアル目な印象があります。

スーツにビシッと合わせるドレッシーな靴というよりは、

私服がカジュアルな時に、足元をシュッと締めてくれるような、そんな感じ。

 

現在はプラダに買収されてしまい、革質なども昔と変わってきているようです。

買収前のチャーチのことを「旧チャーチ」と呼ぶことがありますが、コアなファンの中にはこの「旧チャーチ」でないとチャーチじゃないという方もいるようです。

 

そのくらいチャーチというブランドには魅力があるってことですね。

1足欲しいです。

 

【イル ミーチョについて】

こちらもチャーチと同じ、ブラウンのスエードチャッカ。

色はチャーチのものと比べると明るいですね(光の加減かもしれませんが)

 

また、トゥの形もシャープでよりドレッシー。

スーツにも難なく合わせられそうです。

 

ところで、イル ミーチョというブランドをご存知ですか?

 

イル ミーチョは、シューデザイナーの深谷秀隆がスタートしたシューズブランドで、2005年に日本人として初めてイタリアでビスポークの店を設立して以降、独創的な靴の数々を生み出しています。

 

今回のこちらのチャッカは、自らのショップをオープンする前(2003年頃)にタイユアタイという老舗セレクトショップでシューズデザインをしていた頃に制作されたもののようです。

 

わかる人にはわかる、かなり希少価値の高い1足。

4 ゆっきーさんのトレーディングポスト/Paraboot

 

 

①アカウント名

ゆっきー

②メーカー等

1枚目 Trading Post(トレーディングポスト) t601

2枚目 Paraboot(パラブーツ) ミカエル

 

③ゆっきーさんのコメント

トレーディングポストのt601とパラブーツのミカエルです!

④たいむのコメント

【1枚目の靴について】

トレーディングポストは、高級革靴のセレクトショップです。

Crockett&Jonesやトリッカーズなどを取り扱っています。

 

私も何度かお世話になったことがあります。

 

今回の靴はトレーディングポストオリジナルのシューズ。

モデル名は「T601」です。

トレーディングポストオリジナルの靴は、靴好きの中でもかなり評価が高いです。

 

T601の特徴は、

 

・ユニオンロイヤルによる製造(ユニオンインペリアルの親会社)

・革が水を弾く

・ダイナイトソール

という点です。

天候を気にせず履けるのがいいですね。

 

雨の日でもブーツではなく、綺麗目なドレスシューズを履きたい方にはうってつけではないでしょうか。

値段も税込で5万を切り、手が出しやすいのもポイントの一つ。

 

【2つ目の靴について】

パラブーツのミカエル。

日本ではシャンボードに次ぐ知名度かと思われます。

 

私は最初ミカエルの形がどーにも好きになれなかったんですが、いつの間にかその唯一無二の形に惹かれている自分がいて、驚いています。

 

今回の靴、色はマロンでしょうか。

 

ブラウン系の方が、ミカエルの可愛らしさがより際立っていいですね。

経年変化したマロンの色が個人的に大好きなんです。

まだそこまで変化はしていなそうなので、これからが楽しみです。

 

私はノワール(黒)しか所持していないのですが、いつかマロンも手に入れたいと思います。

5 まとめ

 

いかがでしたか。

雨靴といっても、人によって様々ですね。

 

今回紹介した靴はほんの一握りですので、これからもどんどん紹介できればなと思います。

 

幸いなことに、靴自慢のフォロワー様がたくさんいますので。笑

 

日本は天気が不安定なので、雨の日は避けることができません。

そんな時、お気に入りの雨靴があれば、憂鬱だった雨の日が楽しみになったり・・・するかもしれません。

 

まだ雨用の靴をお持ちでない方、2足目3足目をお探しの方、今回の記事が参考になれば幸いです。

 

私も追加したくなってきました。

これから財布と会議を開こうと思います。

 

それでは今回はこの辺で。

 

素敵な雨ライフを。