手入れ

【靴磨き】馬毛ブラシを200%使いこなす方法とおすすめのモデル

こんにちは、たいむです。

今回は、馬毛ブラシについてお話ししていこうと思います。

 

靴磨きはまず馬毛ブラシでホコリをしっかり落として・・・

なんて話をよく耳にすると思います。

靴磨きをする上で最初にホコリを落とすことは基本です、何も問題はありません。

 

でも私は思うのです、馬毛ブラシの役割がホコリを落とすことだけだと思っている人が何とまあ多いことか。

私からいえば馬毛ブラシをホコリ落としだけに使っている人は甘い

馬毛ブラシさんはもっと多様な使い方があるのです。

 

今回はそんなマルチな才能を持つ馬毛ブラシを200%使いこなす方法と、おすすめの馬毛ブラシについてお話しします。

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1 馬毛ブラシを200%使いこなす3つの場面

私が思う、馬毛ブラシを最大限活かす場面は3つ。

 

①ホコリ・汚れ落とし

②擦り傷直し

③ツヤ出し

 

以上の3つです。

 

せっかく買ったんだからたくさん使いたいですよね。

 

それぞれについてもう少し掘っていきます。

 

1−1 靴のホコリ・汚れを落とす

馬毛ブラシの最たる役割はやはりホコリ落とし。

これはまあ誰でも知っていることです

知らなかった人はこれだけでも覚えて帰ってください。

 

靴を何日か置いておくとホコリがついてしまいます。

皆さんも経験ありませんか?

久しぶりに履こうと思ってた靴がホコリまみれになっていること。

数日放置してただけでもホコリが被ってしまうこともあります。

 

どこからやってくるんですかねあいつら(=ホコリ)。

ホコリの生態については詳しくありません。

 

ホコリをそのままにしておくと、ホコリが油分を吸い取ってしまうため、革に悪影響を与えてしまいます。

革は油分と水分でできているので、片方のバランスが崩れるととたんに寿命が短くなってしまうのです。

それを防ぐために、定期的に馬毛ブラシを使ってホコリを落とす必要があります。

 

また、帰宅時のブラッシングにも馬毛ブラシを使います。

これは外でついた汚れやホコリを落とすのが目的です。

 

正直言うと、毎日帰宅時にブラッシングしておけば定期的なフルメンテナンス(クリームを塗るなど)はほぼする必要がないと言っても過言ではないです。

 

私の場合は靴を見て、

「なんかくたびれてきたような。。。」と感じたらフルメンテナンスをして栄養補給しています。

ちなみに帰宅後のブラッシングは毎日しています

 

馬毛は固すぎず柔らかすぎず、ほどよい毛のハリがあるので、このようにホコリなどをかき出すのに適しています。

固すぎると奥まで行きづらいし(コバ部分とか)、柔らかすぎても汚れが落ちにくいです。

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1−2 擦り傷を直す

2つ目の使い方は擦り傷直し。

これ、意外に知らない人が多いように思います。

 

帰宅時に自分の靴を見てください。

いつついたのかわからない擦れた跡がついてませんか?

 

その程度の擦り傷であれば、馬毛ブラシでゴシゴシすれば直ります。

メカニズムは知りません。

傷ついて凸凹した革の表面がブラッシングによってならされるんでしょうか。

 

とにかく直るものは直るんです。

(オイルドレザーのものだと特にわかりやすいと思います)

 

さすがにえぐったような深い傷は無理ですが、よく見かける簡単な擦り傷程度ならブラッシングだけでOK。

だからこそ、毎日のブラッシングが必要なのです。

 

傷がついている靴を履いている人

傷がついていない靴を履いている人

どちらがスマートかは一目瞭然ですよね。

 

一度きりの人生、せめて見た目だけでもスマートに生きましょう

そのために馬毛ブラシを使って、簡単な傷は直す。

 

コツは特にないですが、できるだけ強目にブラッシングするといいです。

ブラッシングで新たな傷が生まれることはないので安心してください。

1−3 靴のツヤをだす

3つ目の使い方はツヤ出しです。

 

ツヤ出しというと

山羊毛ブラシやレザーグローブを思い出すかもしれませんが、馬毛ブラシもツヤ出しに大きく貢献します。

 

これも意外と知られていないことかと思います。

 

使用するタイミングは、クリームを豚毛ブラシで馴染ませた直後です。

豚毛でのブラッシング後もツヤは出るのですが、その後馬毛でブラッシングすると、別物かと思うほどのツヤが生まれます。

 

長くブラッシングすればするほど美しくなっていくので、私は豚毛より馬毛でのブラッシング時間が長くなることが多いです。

 

「結局最後には山羊毛ブラシ使うから意味ないじゃん」

と思う方もいると思います。

 

その考えは合っています。

馬毛の後には結局山羊毛でツヤ出しをします。

 

ですが私は、豚毛と山羊毛の間に馬毛を挟むことでよりきめ細かいツヤになっている気がしてならないのです。

これは個人の感覚なので、そう思わない人もたくさんいると思います。

つまり自己満です。

でも自己満こそ、人生の楽しさかと思っています。

だから私はツヤ出しに馬毛ブラシを使う。

これからもそのスタイルを崩すことはないでしょう。

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2 実際に使っている馬毛ブラシを紹介(おすすめ)

馬毛ブラシの必要性はわかったから、じゃあどの馬毛ブラシを買えばいいんだと

そんな声が聞こえてきそうです。

 

そんな方のために、

ここでは私が実際に使っている馬毛ブラシを紹介します。

これはかなりおすすめなので、迷ったらこれを買えばいいと思います。

 

2−1 コロンブスの馬毛ブラシ

私が使用しているのはコロンブスの馬毛ブラシです。

6年くらい前に何もよくわからないまま買いました。

正直かなり使いやすいです。

あの時の直感を信じてよかった。

 

確か買ったのは東急ハンズでしたが、むき出しのまま販売されているブラシはなんか安っぽくて嫌だったので、

ちゃんと箱に入ったものを買おうと思った記憶があります。

それがコロンブス。

2−2 大きめのサイズと持ちやすさが良い

 

私が購入したコロンブスのブラシのいいところは2つ。

 

1つ目は大きさ

実際に使ってみるとわかるのですが、小さいブラシだと作業が細かくなってイライラします。

あまり汚れが取れる感じもしないし。(なんとなく)

なのでブラシはある程度の大きさが合ったほうがいい

これはすべてのブラシに言えることかと思います。

 

コロンブスのブラシは適度に大きく本当にちょうどいいサイズ。

 

2つ目は持ちやすさ

 

サイドにくぼみがあるのですが、これがあるとないとでは、かなりフィット感が違います。

これはコロンブス社が試行錯誤を重ね、

「どの角度であれば持った時に落ち着くのか」

「どのくらいのくぼみであれば指にフィットするのか」

を研究した成果です。

 

くぼみのないやすいブラシを使ったこともありますが、手が疲れますね。

あと磨いているうちに指が滑って日が来たての靴にヒットしてしまうことが多い気がします。

指のフィット感大事。

 

2−3 値段は3000円、このくらいは出したい

 

値段は3000円くらいでした。

多分ですけど、高いと思う人がほとんどではないでしょうか。

私も思いました。

3000円あったら天下一品で豚キムチセットが3杯食べれますからね

 

でもまあ、正直このくらいの値段は出したほうがいいです。

特にブラシなんてそんなすぐに替えるものでもないし、馬毛ブラシは使用頻度も高いし、ならある程度のクオリティのものを買うべきだとは思います。

 

実際私も5年以上使ってますからね。

1000円のブラシを毎年買い換えるよりお得でしょ。

 

ブラシに限らず、目先の値段だけで買う買わないを決めるのはあまり賢い買い物とは言えないですよね。

ぱっと見高くても、ずっと長く使えて生活が豊かになるものであれば買えばいいし、

安くても、その年だけで使わなくなりそうなものは買わなければいい。

 

モノの値段ではなく、モノの価値で買い物ができるようになれば、生活の質がぐっとあがることは間違いありません。

そのきっかけとして、まずは良い馬毛ブラシをかうことから始めるのもありかなと思います。

3 靴磨きにおいて馬毛ブラシは必須アイテム

 

靴磨きをしたいと思った方は馬毛ブラシを買いましょう。

ホコリを落とす為だけではありません。

 

靴についた傷を直したり、

靴にツヤを与えるなど、

実はかなり優秀なのが馬毛ブラシなのです。

 

特に社会人になり、より足元に気を配る必要が出てきた方は必須アイテムかと思います。

必須アイテムだからこそ、ケチらずある程度いいものを買いましょう。

 

足元に気を使える人は素敵です。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは今日はこの辺で。