革靴

【パラブーツ】シャンボード買いたい人注目!ドレスラインと通常ラインとの違い3つ

こんにちは、タイムです。

みなさん、シャンボード好きですよね?

今回は皆さんの大好きなシャンボードのお話。

私はすでにシャンボードを1足持っていたのですが、今回さらにもう一つ買いました。

ただ今回買ったシャンボード、今までのシャンボードとは一味違います。

そう、今回はドレスラインのシャンボードを買いました。

 

パラブーツには通常ラインドレスラインの2つのラインがあります。

皆さんがイメージするカジュアルな方は通常ライン

それとは別に、少しシュッとした綺麗めなラインがありまして、それがドレスラインです。

 

せっかくそれぞれのラインのシャンボードを持っているので、今回はそれぞれの違いについて紹介してみます。

これからシャンボードを買いたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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事前情報(色味とサイズ)

 

今回比べてみる2足の情報です。

通常ラインのものが右のブラック、ドレスラインが左のブラウンスエードのものです。

写真を見てもうお気づきの方もいると思いますが、サイズが違います。

 

通常ラインの方はサイズ7に対し、ドレスラインはサイズ6ハーフです。

マイサイズは6ハーフなのですが、最初に買ったブラックでサイズを間違えてしまい、そのまま履いていたんですよね。

で、新たにドレスラインの購入する際はしっかりとサイズ感を確認し、6ハーフにしました。

というわけで2つのサイズが違うのですが、気にしないでください。

ちなみにサイズ感の違いとかはないです

通常ラインで7がぴったりであれば、ドレスラインも7でOK。

違い① 全体のボリューム感

 

2つの違いとして真っ先に上がるのは、全体のボリューム感です。

上の写真だとだいぶわかりやすいんですが、ソールの厚みと製法の違いが関係し、全体的なボリューム感が違います。

ドレスラインの方は、かなりシュッとした印象です。

 

 

上から見るとこんな感じ。

横よりはわかりづらいかも。

ぽてっとした雰囲気が苦手な方もいるので、そういう方はドレスラインはうってつけだと思います。

 

 

通常ラインのノルウェイジャン製法はこんな感じ。

ですが、

 

 

ドレスラインのグッドイヤーウェルト製法はこんな感じです。

正直写真だとわかりづらいですね(笑)

実際に見ると結構違うんですよ。

このボリューム感がパラブーツの特徴の一つでもあるので、ドレスラインはいい意味でも悪い意味でもかなり普通な見た目ですね。

なので合わせやすさとしてはドレスラインの方が上です。

違い②タグの有り無し

 

2つ目の違いは、タグの有り無しです。

これはかなりわかりやすい違いですね。

 

 

通常ラインはこのとおり、緑のタグがついていますが、

 

 

ドレスラインでは何もついていません。

 

タグがあるとカジュアル度が増すので、フォーマルな場所でも使えるように外したんだと思います。

人によってはタグをあえて外すと聞いたこともあります。

靴磨きするときとかは確かに邪魔ですからね。

 

個人的にパラブーツのタグは結構好きなのですが、よりシンプルさを求めるドレスラインにはなくて正解だと思います。(何様)

違い③ソール

 

3つ目の違いは、ソールの種類です。

これは1つ目の違いでも話しましたが、このソールの違いが全体のボリューム感にかなり影響しています。

履き心地も多少違いました。

 

 

 

通常ラインはこちらのソール。

パラブーツといえば、のパラテックスソールです。

クッション性と減りにくさが特徴です。

革靴の固い履き心地が嫌だ、と言う方もパラブーツなら大丈夫とよく言われるのは、

このソールの影響が非常に大きいです。

 

 

対してドレスラインのソールはこんな感じ。

ドレスライン専用のACTIVソールです。

(読み方アクティブソールであってますか?)

J.M.ウエストンの名作、ゴルフに使われているリッジウェイソールに似ています。

 

滑りにくさと耐久性を兼ねそろえつつも、極力カジュアルさを抑えたソールです。

パラブーツらしさ×ドレス感を両立させるにはまさにうってつけのソールではないでしょうか。

 

 

横から見るとこんな感じ。

↑が通常ラインのパラテックスソール。

 

 

↑がドレスラインのACTIVソール。

 

 

底だけみるとほとんど同じのように見えますが、

こうして並べてみると結構違いがありますよね。

 

履き心地はACTIVソールの方がやや固いかな、といったところですが、

それでもパラブーツ特有の履きやすさは健在でした。

実際に両方履いてみた

 

実際に履いてみるとこんな感じ。

まずは通常ラインのブラック。

やはりかっこいいです。

丸みがありながらもバランス取れたフォルムはまさに唯一無二。

これがパラブーツの魅力です。

 

ちなみに履いているデニムは以前ブログで紹介したWORKERSの801

https://thyme-leather.com/%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%ab%e8%a6%8b%e3%81%a4%e3%81%91%e3%81%9f%e7%a9%b6%e6%a5%b5%e3%81%ae%e6%99%ae%e9%80%9a%e3%83%87%e3%83%8b%e3%83%a0%ef%bc%81workers%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%82%ba

 

 

続いてドレスライン。

通常ラインと比べるとやはりスッキリしています。

特にソールの存在感が違いますね。

ブラウンのスエードを使っているというだけで情報が多いので、他の部分はこのくらいシンプルにした方がいいですね。

デニムとの相性は最高です。

 

 

横から見るとこんな感じです。

こっちのアングルの方がわかりやすいかも。

 

みなさんはどちらがお好みですか?

ちなみに私はどちらも好きです。

どちらを買うべきか?選ぶポイント

 

というわけでここまで2つの違いについてお話ししました。

最後に、迷っている方へ個人的に選ぶポイントをお伝えします。

 

まだパラブーツを買ったことがない方は通常ライン

 

パラブーツをまだ持っていない方は、通常ラインを買うことをお勧めします。

なぜなら通常ラインが本来のパラブーツの姿だから。

雨に強いリスレザー、丸みがあり可愛らしさはありつつも使いやすいフォルム、パラテックスソールの柔らかい履き心地。

パラブーツが人気である理由は他にもたくさんありますが、これを実際に履いて自分の肌で感じて欲しいと思います。

それで合わなければ他のモデルをいっても良し、私のように同じモデルでドレスラインに手を出すのも良しです。

パラブーツとはどんな靴なのか、それをまずは知るところから始めるべきと思います。

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対して、すでにパラブーツを持っている方はドレスラインをお勧めします。

同じパラブーツでも雰囲気がだいぶ違うので、合わせる服の幅が広がるからです。

また、パラブーツはぱっと見でわかることがほとんどなので、「パラブーツは履きたい。でも他と被りたくない」と言う方もおすすめです。

タグがついていないので、外から見ただけではすぐにパラブーツとわかることが少ないんですよね。

でも脱いだらインソールにはしっかりとパラブーツの記載がある。

このさりげなさが良いです。めちゃめちゃ自己満ですけど。

 

パラブーツをスーツに合わせることができるかという問題はだいぶ前から討論されてきていますが、個人的には反対です。

スーツを着るのであれば、カジュアルさが残っているものよりフォーマルに振り切った内羽根を履いた方が確実にキマるからです。

 

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とはいえ「それでもスーツにパラブーツを合わせたい!」という人は、

せめてドレスラインのものを選んだ方が良いと思います。

基本カジュアルの枠には入りますが、その中でも比較的綺麗な雰囲気なので、

まだ合わせてもおかしくないからです。

 

これからシャンボードを買う方は、ぜひ参考にしてみてください。