こんにちは。たいむ(@mr_thyme)です。
革靴かスニーカーかどちらかを選べと聞かれたら、断腸の思いで革靴を選ぶ私ですが、
そんな私が大好きなスニーカーがあります。
それは
REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)のジャーマントレーナーです。
かつてここまで気に入ったスニーカーがあっただろうか、いや、ない。
リプロダクションオブファウンドのジャーマントレーナー。 pic.twitter.com/ThwiarxIeP
— thyme(たいむ) (@mr_thyme) 2019年5月20日
これがまた本当に素晴らしいので、ぜひ皆さんにも知っていただきたい。
「おすすめのスニーカーないかな」と探している方は必見です。
革靴好きにこそ履いてもらいたいスニーカー、REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)のジャーマントレーナーとはどんな魅力があるのか。
Contents
1REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)というブランド
1−1 世界各国のトレーニングシューズを現代的にアップデート。2016SSスタートの新鋭ブランド
見つけ出す:FOUND、再現する:REPRODUCTIONをコンセプトに2016SSよりスタートしたブランド。ミリタリートレーナーシリーズは1950年代~1990年代にかけて数多くの軍用トレーニングシューズを生産していた各国のファクトリーで、ひとつひとつ丁寧にハンドメイドで生産されています。ロゴやタグには品名、国名、年代を記載しデザインソースを明かしています。ミリタリーアイテムを中心に時代を超えた普遍的なアイテムを見つけ出し、現代的に再現させてリリースしています。
EYE FOUND HPより引用
REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)は、
軍用品であるトレーニングシューズを、現代的・スタイリッシュに再現するという、面白いコンセプトのブランド。
実際に軍用品を作成していたスロバキアのファクトリーにて製作を行うという、こだわりを持っているのも良いですね。
運営はEYE FOUND Co.,Ltdが行っています。
2016年にスタートしたばかりですが、既にスニーカー市場においてはかなりの支持を集めております。
2 ジャーマントレーナーとは
2−1 元々はドイツ軍のトレーニングシューズ
ジャーマントレーナーとは、ドイツ軍の訓練用のトレーニングシューズです。
1970〜1980年頃まで実際に使用されていました。
トレーニングシューズらしさが一番出ているのは、ソール。
ガムソールと呼ばれる、ベージュのような色の、運動に適したソール。
元々運動用に作られているので、ファッショナブルな部分はないはずなのですが、
このガムソールとレザーで作られたアッパーの組み合わせがかなり良く、おしゃれな人の中でジャーマントレーナーはもはや定番アイテムとなっております。
2−2 マルジェラによってファッションアイテム化された
ジャーマントレーナーがファッションアイテムとして普及したきっかけとも言えるのが、マルジェラです。
その昔デザイナーのマルジェラ氏が突然、メンズコレクションをパリでデビューさせたころに「ドイツ軍系シューズ」を打ち出してきたとのことです。
この頃のコレクションテーマが「反戦と平和」だったようで。
私が思うに
ドイツ軍 → 戦争
白色 → 平和
という意味合いがあったように思います。
洋服のコンセプトを調べていくと面白いですね。
そしてこれが、ジャーマントレーナーをファッション業界に普及させるきっかけになったと言われています。
さすがマルジェラですよね。
目の付け所が違う。
今はもう引退しているようですが、もしまだ現役だったら、普通の人では思いつかないようなアイテムに目をつけていたかもしれません。
3 REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)のジャーマントレーナー
3−1 REPRODUCTION OF FOUNDならではの匿名性、無駄が一切ないスッキリとしたデザイン
ジャーマントレーナーという既に完成されたフォルムとデザイン現代的にアップデートしたのが、REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)。
その外観と機能性を損なわないように、必要最小限のアップデートにとどめています。
一つが横幅。オリジナルのものよりも細身になっています。
それにより野暮ったさが軽減され、より合わせやすい仕様に。
また、シュータンが短くなっています。
マルジェラのものは長めに作られているので、比べるとかなり違うことがわかります。
短いとよりスッキリした印象になります。
ただし、履くときに足に巻き込まれて奥に行きやすくなるので、少しだけ注意が必要かもしれません。
ブランド名は外側にはなく、内側(ライニング)にさりげなく記載されています。
この匿名性、控えめな感じがまたいいんです。
「ブランドではなくモノのクオリティで勝負しているんだ」というメッセージが伝わってきます。
MADE IN SLOVAKIA(メイドインスロバキア)の文字も一番下に記載されていますね。
個人的にアッパーの黒とライニングのライトブラウンの組み合わせがたまらなく好きです。
履けばわからないんですけどね。
脱いだときにも楽しめる靴です。
そしてガムソールはこんな感じ。
運動用だけあって、かなり歩きやすいです。
黒とガムソールの色がまた絶妙なんです。
キメすぎない感じ。
アッパーのレザーとガムソールという、性質が真逆の2つが重なり合うとこんなに素晴らしいものを生み出すのです。
3−2 アッパーにもライニングにもレザーを贅沢に使用【経年変化も楽しめる】
アッパーにはレザーとスエード、
ライニングにもレザーを贅沢に使用しています。
なので、シンプルな出で立ちながら存在感もある。
そしてレザーを使用しているので、経年変化も期待できる。
使えば使うほどかっこよくなるスニーカーなんて最高じゃあありませんか。
革靴好きにこそ履いて欲しいというのは、このことからです。
まだ購入してから3ヶ月ほどしか経っていないのでそこまでの変化はまだ感じられていませんが、
1年ほどたったらまたブログにて紹介させていただきますね。
3−2 カラバリが豊富。ブラック・ホワイト以外にも様々存在する
REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)のジャーマントレーナーは、カラーバリエーションが豊富なのが特徴です。
通常ジャーマントレーナーと言えば白、あるいは黒を思い浮かべると思いますが、
ネイビー・グレー・ボルドー・ベージュといったラインナップが存在します。
同じジャーマントレーナーでも、かなり雰囲気が違うので面白いですよ。
でもやっぱり私は黒が一番好きです。
3−4 サイズ感【コンバース27cmの私がサイズ43を履いて少し大きいくらい】
サイズ感は小さめと言われていますが、私はむしろ大きめに感じました。
先ほど述べた通り、細身に作られているので小さくなりそうな感じがするんですけどね。
私はコンバースのサイズは27cm(8ハーフ)、
Crockett&Jonesの革靴はUK6ハーフを履いています。
その私が履いているジャーマントレーナーのサイズは43。
公式だと43は26・5〜27cm対応なのでバッチリなはずなのですが、少し大きめでした。
ただし、大きめに履くのはそれはそれでアリかと。
革靴では絶対に無しだと思っていますけけどね。
なので試着をして、しっくりきたものを選びましょう。
そこまで難しく考える必要はないと思います。
こんなこと言いながら、実は私は試着をしないままネットで購入しました。
届いた時は少し大きかったのでミスったかと思ったのですが、
いつの間にか気にならなくなっていました。
スニーカーの良いところはそこですよね。
革靴ほどサイズに対してシビアになる必要がなく、少しくらい大きくてもそれはそれで良いとできる点。
なので、私と同じくらいの方は、
42か43をお勧めします。
サイズ選びの参考になれば幸いです。
3−5 値段は23,544円。スニーカーにしては高めだが買う価値あり
値段は税込で23,544円です。
スニーカーにしては高めの部類だと思います。
オリジナルのものであれば、5,000円くらいで買えたりするので、それも考慮するとなおさら高く感じます。
しかしREPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)のジャーマントレーナーには
・オリジナルにはないスタイリッシュさ
・レザーを贅沢に使った情報量・高級感
・様々なカラバリ
など、オリジナルには見られない良い点がたくさん存在します。
たしかに高いですが、私は買う価値ありと断言します。
そのくらい気に入るはずです。
4 まとめ
REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)のジャーマントレーナーについてまとめると、
・オリジナルのものに比べ、より洗練されたスッキリしたデザイン
→横幅を細身に、シュータンを短くするなど
・アッパーにもライニングにも贅沢にレザーを使用
→経年変化が楽しめる
→革靴好きにこそおすすめしたい
・値段は2万オーバーだが、買う価値はアリ
スニーカーをお探しの方、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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それでは今日はこの辺で。
素敵なジャーマンライフを。